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お箸の国
2006 / 10 / 21 ( Sat ) 自分のやりたい事と合うような山を見つけ、家も借り意気揚々と現地に乗り込んで早速、荒行生活スタートする訳ですが仲間内等で篭り始める以外世の中の人達は普通に学校や仕事で平日のゲレンデはローカルぐらいしかいません。したがって知人友人がいないので最初は一人で滑ってる事の方が多いです。(Miruruの山はそうでした。※某ファミリー系ゲレンデは別だとおもいますがw)だいたいリピーターが半分くらいいて、どの山にもいわゆるローカルルールという物が存在しています。パイプでHikeUPがOKかとかゲレンデ内でのキッカーの作成OKかとかDrop-Inの順番に暗黙の了解で決まりがあるとか・・・まぁ色々ルールがあります。よくサーファーの間での波の乗り方の話とかがよく聞く話ではこれにあたります。どこでも有るその山特有のルールの事をいうのですが、これを知らずにやりたい放題(悪気が無くても)してるとローカルから冷たい視線を感じるので注意しましょうwwその日初めてパイプに入る前に一本はボトムや壁の雪を落としてから滑るのがルールだったりドロップの時「ドロップ」と声をかけてから入るとか、ルールといっても理屈と道理が合う物が多いので無碍にしないほうがいいです。 その中で一見さんやSundayBorderはルールを知らなかったり、自分の好き放題やるのでローカルから嫌われたりドロップしようとしても抜かされたりでなかなか入れないとかされたりする事がある訳です。特にゲレンデの真ん中で座るとかよく聞くと思うのですが下手で転んでしまってそうなるとかは見ててみんな解っているのでなにもいいません。・・・・が、あからさまに真ん中で座ってくっついているカップルとかはスプレーで雪かけられても仕方ないのです(・・うん・・・たぶんねw) ローカルの中には本気でプロをめざしてる子とかが多いしスノーボードに対しての意識が趣味とか遊びの域を超えていて本人の中では神聖な物だったりする一方で完全に趣味や遊び感覚でやってる人達も当たり前にいます。この両者の間での温度差が上記のような事を引き起こすのですが、しょうがない部分だと思います。ただ誰しも心の中での神聖な物を無碍にされたりすると怒れると思うし逆にそういう人達もいるということを認識して両者とも滑ればそうならないと思うので。こういう部分への認識も篭る上では重要だということを忘れないでほしいです。 かつて篭っていた山に一時ブラックダイヤモンドほどは無かったですがそれでもぶるーくらいあるではなかろうかというキッカーが製造された時が有りました。(Miruruも飛んでましたがすごい飛ぶので結構怖かったです。)これに突然素人の子がエントリーしたのですよ、プロやローカルやカメラマンがいる中でレンタルボードはいた子がいきなりアプローチしたのをリフトの上から見ていたのですが、飛んだ瞬間からまくられて頭から落ちて痙攣しだしたのです。前のカメラマンとプロがリフトからドロップしてその子にかけより数人が救急を呼びにチョカって下山その次にその子が白く眩い雪面に吐血大惨事になってました。これでパークはCLOSEしてキッカーも壊されてしまいました。 自分の力量を考えて他人に迷惑をかけないように滑る練習する これは大人なら当たり前のマナーです。こういう事をしてしまう事がローカル達からSundayBorderが嫌われる理由の一つになっているのです。海外のゲレンデでは柵は有りません。これは全てが自己責任の上でなりたっているからなのです。なのでバックカントリーでキッカーを作って遊んでもOKだしパイプでもHikeしてOKです。ですが日本は自己責任という事全ての部分において余りありません、その為事故がおきるとゲレンデ側の整備注意不足だとか言われる為に柵も設けるしキッカーも素人の子が真似して事故に繋がるので禁止になり窮屈になってしまっています。カナダもウィスラー・ブラッコムはコースが全て色によって難易度が分けられていて柵等一切有りません。さらに全て自己責任です。Miruruが行ったときは笛を渡されてブラックの林の中いくからこれもってけって渡されたのですが、なんでも聞くと木の根元は新雪が3・4m以上積もっていて失速して止まると沈んで死ぬらしいし、もし嵌っても林の中なので発見して貰えないと危険なために笛を持参してもし嵌ったら思い切り吹いて助けを呼ぶという事でした。(Miruruもかなり吹きましたよOrz)こういう事を海外では素人の子でもプロでも当たり前に守るためにローカルのいざこざもないしみんな親切で滑るうえでは精神衛生上なんの癌もありませんでした。ニュージーランドでもリフトにTバーが多くあり日本の高速リフト雪避け付きなんて代物はあんまりありません。ほとんどないです。これもこつさえつかめば簡単ですがスケーティングが普通にできないと上に帰れなくなります(笑) その為、みんな初めての子達はちゃんと基礎から練習するしリフト下り場で事故がおきてるなんて事も皆無です。日本も見習ってほしいものですよww みんながルールを守る、簡単だけどアジアの国の端っこのお箸の国ではすごく難しくなってるきがしました。これから始める人や既に篭ろうとしている人達全員が少しずつ守れれば日本のゲレンデ状況も明るくなって楽しくなると思います。 続くw PR |
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