rider:Miruru Photo:MS Location:Snowboardworldheights
BackSide Rodeo Flip melancholyGlove
今回はOnemakeのバックサイド ロデオ メランコリーグラブというトリック(技)の話をw。
ルーツはあの有名なforumのPeter Lineが作り出したといわれています。
BackSide Rodeo Flip melancholy とはOnemakeでBackSide方向に斜め軸で1回転半(540°)回りながら飛ぶ技なのですが、普通にフラット(雪面に対して板が平行)に回すとただのBackSide540°になるのでこれに縦の回転を加えて回る軸を斜めにずらす事により縦と横の回転で3Dに回る技です。
makeするためにまず基本のオーリーやリップでのheel抜けやtoe抜け・flat抜けが出きる事が前提に成ります。出来ない人はまずそこから練習するしか無いと思います。
上記が出来る場合まずは、BackSide180°melancholyをひたすら練習します。最初はheel抜けで練習すると必ずキッカー(進行方向)に対して90°ですっぽ抜けてまくられて痛い思いをする事が多いのでtoe抜けのtoe着地を心がけましょう。toeエッジで入れるヒップやテーブルトップ等でひたすら練習するのがいいと思います。
次にBackFlip melancholyをひたすら練習します。これはflat抜けで、それ以外で抜ける場合回転が途中で止まったりまくられて頭から落ちるとかやっぱり痛いのでなるだけflat抜けで練習あるのみです
上記がほぼmakeできるようになってきたらBackSide360°melancholyを180°の時と同じように練習します。これを練習し始めるころはフリーランはフェイキーで滑るようにするとRodeoのmakeにぐっと近づきます。(Miruruはひたすらフェイキーを練習しました。)
以上ができたら、いよいよRodeoに挑戦です。
コツというか抜け方を説明すると、Miruruが実際に飛んでる上の写真を参考にして下さいw。
(あんまり上手くないので参考にならないかもですがww)
適度な大きさのテーブルトップでflatで入っていきます。よくhowto等でheel抜けと強調されていますが、抜ける直前にheelに乗って抜ける事であり、最初からheelでキッカーに入って行くのは止めましょうw抜けた後BackSide方向に飛んで行き過ぎてLandingバーンから外れて痛いですw
flatで進入してリップの踏切でheelに乗ってテールまで滑ってオーリーします。この時既に目線はレギュラースタンスの人は真後ろより少しBackSide側の方向で、言うなれば右斜め上を見ています。
オーリーして飛ぶと同時にmelancholyを掴んで下さい。そのまま目線を止めずに首の付根の骨が先行するような感覚で右手で回転を補助して鳩尾を軸に回します。BackFlipの様に景色が結構な速さで流れるので見えすぎて怖い事はあんまりありません。
どちらかというと、体を進行方向に後ろ向きで投げ出す感覚です。
猫背で入り体を投げ出し小さい丸になるつもりで飛びます。バタついたり回転が止まらないようにきちんとグラブします。muteやmelancholyが一般的で比較的簡単だと思います。
比較的に簡単なトリックですが簡単に回ろうとすると縦回転が強くなり高さがでずにせっかくできてもかっこよく見えないのでなるべく横を回転を意識すると良くなると思います。
イメトレで斜めの後ろ周りの練習を布団等で嫌気がさすほどしておくと良いですw。
回ってくるとBackSide180°をLateで回している時のように進行方向に対して90°でLandingが見えてきます。後はそのままBackSide180°の合わせのように着地して腹筋で耐えてmakeです。
初めては、なるべく雪がふかふかの日に練習して下さい。ヘルメットは被ったほうがいいです。
イメトレは毎日かかさずして挑戦する日はモチベーションを上げてhighな日にやるのがいいと思います。後は景気のいいmusicとちょっとの勇気を足して飛ぶだけですw。
makeできるとその日はそのゲレンデでHeroに成れますw一歩間違うとただの勇者ですがw
アドレナリンがかなり出て気持ちよくなれるのでSnowboardlifeの中で一度は挑戦してみてはいかがでしょうか?w
(※キッカーやHP等やフリーランが有る程度滑れて基本が十分できている状況で挑戦して下さい。
間違っても初めてSnowboardをする人や実力が伴わない人の挑戦はお勧めしません。
又、全て自己責任の上で行って下さい。上記を無視しての怪我等の責任は一切当方は負いません。)
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